妻が作ったドライフラワーを壁に飾っていたのですが、真っ白の壁に吊り下げているだけでした。
まあ、シンプルではあるのですがちょっと味気なかったんです。
そんなある日、雑貨屋さんで見かけた、窓枠のような木製のフレームがあったんですよ。
「これだ!」と思ったのですが、なんとお値段7,000円・・
ちょっと気軽に買えないなあということで、DIYすることに決めました。
ということで、この記事では筆者の和蔵がDIYした木製フレームの作り方を紹介します。
この記事を読んで分かること
- 木製のフレームの作り方が分かる(和蔵の我流)
- 木製のフレームをDIYするときにかかった費用が分かる
- 木製のフレームをDIYするときにかかった時間が分かる
- 海外製
普段はIT企業でSE(システムエンジニア)をしている和蔵が気軽に作った木製フレームです。
木工の専門家ではない、たまにしかDIYしない私が作ったものですが、ご自宅用としてちゃちゃっと作ってみませんか?
DIYする木製フレームの設計図(イメージ)
頭の中の設計図としてはこのようなものを作ろうと考えました。
設計図は作っておりません(キリッ
DIYする木製フレームの材料
今回の木製フレームは、市販で7,000円するものがあるのが分かったため、できるだけ安くできないかと考えてみました。
材料はできるだけ安いものを使おうと決め、結果的には下記のようになりました。
材料 | サイズ | 数量 | 価格 |
板(その1) | 縦1920mm
横30mm 厚9mm |
1 | 約500円 |
板(その2) | 縦900mm
横30mm 厚9mm |
1 | 約300円 |
メッシュ | 縦590mm
横305mm |
1 | 100円 |
水性ニス | 100ml | 1 | 約500円 |
針金(ステン)
※2 |
直径0.28mm
長さ15m |
1 | 約120円 |
木ねじ | 小さいもの | 2 | 0円(余りもの) |
上記の通り購入した材料の総額は約1520円です。
購入品の全てを今回の木製フレームに使用したわけではないため、実質的には800円程度の費用でした。
材料の補足説明
購入・使用した材料について、画像と合わせて補足説明します。
板(その1)
近所のホームセンターで購入しました。
今回製作する木製フレームは強度は不要なため見た目の「映え」を優先し、そこそこのフレーム枠幅と板厚で選定しました。
板(その2)
メッシュを囲うように長さを計算し、当初は板(その1)だけで想定していましたが数センチ不足していました。
本来は66cm+60cm+37cm+30=193cm必要だったのですが、計算ミスってしまいました(^^;
メッシュ
セリア(100円均一)で購入しました。
同程度(サイズ)のものをホームセンターで確認したところ、1000円を超えるものが多かったです。
今回のメッシュは完全に飾りのみの用途で、強度は一切関係ないため、ドライフラワーのサイズに合いそうなセリアのメッシュにしました。
水性ニス
近所のホームセンターで購入しました。
今回のフレームには少量でよいため、一番小さいサイズを選びました。
また、室内に飾るフレームに塗るため、水性としました。
色は妻の好みです(^^)
針金(ステン)
購入品は15mもの長いものですが、実際に使用するのは約70cm程度です。
フレームを壁に掛けるときに、フックに引っ掛けるために背面に取り付けるものですから、余りものがあればそれでも十分かと。
木製フレームの作り方
今回のDIYは普段はSEをしている和蔵が我流で作った手順をそのまま紹介します。
これが正解ってわけではありませんので、一つの事例としてご覧くださいね(^^)
板を切る
今回はメッシュの外側をぐるっと囲むようにフレームを作製します。
またフレームの四隅は斜め45度にカットして接合する設計にしましたので、フレームの外側になる方はメッシュの長さに両側のフレームの幅を考慮してカットしていきます。
※筆者はこれを計算ミスして1本の板で不足してしまったのでご注意を。
通常ののこぎりでカットしました。
斜めのカットは難しいので、このサイズなら何とか行けましたが、これより大きいサイズの場合やそれでも自信がない場合はWebやYouTubeでやり方を検索してみてください。
カットした後は紙やすり(#60)で軽く面取りをしました。ほんの軽くです。
寸法を測ってカットしてやすり掛けで正味約30分です。
実際には寸法が足りず、板を購入に出かけたりしましたが(^^;
ニスを塗る
カットしたフレームに、水性ニスを塗ります。
刷毛は自宅にあった未使用のものを使ったので、毛の材質は不明です(^^;ご容赦ください。
ニスの容器に書いてある使用方法を見ながら、
まずはニスをよくかき混ぜました。
カットっしたフレームにはだいたい2回ぐらい塗りました。
アンティーク感を出したいと思っていたので、あまりしっかり塗らずサッと軽くやりました。
季節は11月ですが約2時間程度でしっかり乾きましたよ。
フレームを組み立てる
ニスを塗ったフレームを組み立てます。
今回は釘を使用せず木工用接着剤で組み立てました。
実は釘での組み立てを試みたのですが、フレームの厚みが薄い(9mm)ためひび割れが生じてしまったため、接着剤に切り替えました。
一応、曲尺で直角をとりながら接着剤を継ぎ目の隙間に塗り込みました。
メッシュを取り付ける
接着剤が乾ききっていない状態でメッシュをフレームの中にあてがってみます。
メッシュが直角とも限らないため、フレームががっちり固まる前に微調整も含め先にはめ込んでみました。
接着剤は速乾性のものを使用しましたが、この前の工程までで夜になったので乾燥は翌日の朝までかけてやりました(約12時間)。
接着剤が乾いたら、フレームとメッシュをグルーガンで接合します。
ここも当初は釘で試みましたが、フレームの組み立て時と同様にフレームの厚みの問題により断念し、グルーガンに変更しました。
グルーガンだと、仕上がりに違和感があるかもしれない(アンティーク感にミスマッチ)と悩みましたが、他に対応策がなく妥協策だったのですが、、、完成してみると問題ありませんでした。
あとで完成の画像でも確認してみてくださいね。
ちなみに、グルーガンは100円均一のダイソーで200円で購入していたものを使用しました。
※ちょっとピンボケすみません。
壁掛けフック取り付け用の針金を取り付ける
木ねじは自宅に余っていた小さいサイズ(10mm弱)のものを使用しました。
フレームの厚みが9mmなので深く入れすぎると表に突起する可能性があるので要注意です。
木ねじの取り付け位置は、フレームの上部から約220mmの位置にしました。
これは飾りつけするドライフラワーの形状に合わせ、フレームの裏側に来るフックが見えないようにするための位置でした。
フレーム上部の裏側に取り付ければ、ドライフラワーの形状に無関係なので、それでもよさそうですね。
DIYした木製フレームの完成画像
ということで、完成した木製フレームはこちら。
製作の所要時間は接着剤の乾燥に12時間をかけ、その他の工程が約4時間です。
だいたい土曜日のお昼から着手して、日曜日のお昼ぐらいに完成しました。
まとめ
この記事では筆者の和蔵がDIYした木製フレームの作り方を紹介しました。
- 費用はだいたい800円程度
- 所要時間は約16時間(接着剤の乾燥に約12時間)
土日で気軽にDIYできました。
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