「フェリーさんふらわー」に乗ってUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に遊びに行きました。
フェリーには何度も乗ったことがあったのですが、はじめてのさんふらわあ+USJ。
一家の大黒柱として、しっかりと準備と引率をしなければなりません(キリッ
今回の準備と行程の記録を残したので、皆さんにとシェアします。
大分(別府)からさんふらわーを利用される方は参考にしてくださいね。
さんふらわーでUSJに行くことになった話
時は11月。
12月に少し長めにやすめそうな見通しがつきました。
共働きで子ども達も中・高で行事も多く滅多に休めない状況の中での有給休暇。
これは家族サービスしなければ、、、旅行でも企画しようかな、と。
でも、師走という慌ただしい時期で、12月も後半になれば冬休みになり、行楽地は混雑します。
また、私が休暇でも嫁と子どもは仕事・学校を休めない。ぬぐぐ。。
嫁さんに相談してみました。
「さんふらわあ」に決定
俺は休みが取れるんだけど、君と子ども達は難しいよね。
何かいい案あるかなあ。
金曜日だけ休みを取っていっちゃう?
子ども達の学校はどうする?
休ませたくないよね。
そうだよね。
私は金曜日1日だけなら休めそうだけど、学校はちょっとね。
何か旅行の企画でいいやつがないか、友達にLINEで尋ねてみるよ。
~~~ しばらくして ~~~
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行こうよ!
金曜日の夜にフェリーが出てるみたいだよ!
え?
USJ?
フェリー?
金曜の夜?
?????
そう!
『ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅
弾丸フェリーたび 3日間』っていうのがあるんだって。
フェリーの出発は金曜日の夜だから
子ども達の学校が終わってからでも間に合うよ。
え?
さんふらわあ?
わぉ、俺が小学生の時に友達がさんふらあわあに
乗って、模型も買ってもらったって自慢してたやついたよ。
うらやましかったんだよ。
そう、さんふらあわあ。
さっき友達がLINEで教えてくれたんだけど、凄くいいって。
夜にフェリーに乗って、朝起きたら大阪に着いてるんだもん。
そうかぁ。
船って飛行機に比べると時間がかかるって印象しかなかったけど
寝てる間に移動するんだから、ホテルに居るのと同じってことか!
そうだよ。
大浴場もあるし、売店とかゲームセンターとかもあって。
ホテルだよ。
・・憧れのさんふらわあだけど、
やっぱりお高いんでしょ・・
それがね、
全部コミコミで1人20,000円ぐらいなんだよ!
20,000円?!
・・・
それって安いんだっけ;
安いよ!
だって、USJの入場チケットもコミコミなんだよ!
そうなんだ。
学校のことも旅費のことも大丈夫そうだね。
じゃあ決まり!!
って感じでドドドっと決まりました。
さんふらわーで行くUSJとは?
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅 (弾丸フェリー たび 3日間) |
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行程 | 1日目: 大分・別府を出発(19:35) | 船中泊 |
2日目: 大阪に到着(7:35)
USJで遊ぶ 大阪を出発(19:55) ※港とUSJ間はバスで移動 |
船中泊 | |
3日目: 大分・別府に到着(7:45) | - | |
料金 | 約20,000円/人
※我が家はさんふらわあの部屋を4人部屋(ツーリスト・ベッド)を選択 |
九州からUSJへ行けるさんふらわあは、下記の3港から出ています。
- 大分・別府観光港(大阪さんふらわあ第1ターミナル着)
- 大分港(神戸港(六甲アイランド)着)
- 鹿児島・志布志港(大阪さんふらわあ第2ターミナル着)
各港間を往来するフェリーは、もちろん全てさんふらわあですが、
全てスペックと船名が違います。
私たちが乗った別府発のさんふらわあは、「あいぼり」と「こばると」が交互に運航しているようです。
そんなこんなで、
フェリーさんふらわあのホームページから、
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅(弾丸フェリー たび 3日間)」を予約しました。
約1ヶ月前のタイミングでしたが、空席もあり、無事に予約ができました。
さんふらわあ+USJのチケット到着
申し込みから約2週間後、自宅に乗船チケットとUSJの入場券が届きました。
A4サイズの封筒を半分程度に折り曲げて包装されたチケット・引換券一式が
ポスト届いていました。
チケット類は全て、ケースにまとめられて入っています。
(表面)
(裏面)
この中にチケットとパンフレットが、行程順にきれいに重ねられて入っていました。
我が家は、港まで車で行って、駐車場に車を置いて徒歩で乗船するので、これは大事な情報でした。
港ごとに取り扱いが異なるので、この案内やホームページで正確に確認してください。
私はこの案内を見る前にホームページで確認していたのですが、間違って「大分港」の情報を見ていました。大分港もキャンペーンはあるのですが、事前に駐車場利用の申し込み(電話)が必要で、電話を掛ける直前で間違いに気づきました。
別府港の場合は、乗船前の受付時に別府港県営有料駐車場に入庫した際の駐車券を提示すると、サービス券を渡してくれます(駐車場利用の予約は不要)。
私の場合はこのサービス券で、手出しなしの無料で駐車することができました。
車の入出庫の時間が関係しているので、長く止めた場合はサービス範囲を超える可能性もあると思います。
書く気満々だったのですが、浮かれすぎて忘れていまい、白紙のまま持って帰ってきてしまいました。。
こちらも乗船前に引き換えることになります。
大阪南港とUSJ間に乗るバスの予約券です。
これは乗船前の受付時の提出は不要で、バス乗車時にこれを運転手さんに渡します。
往路と復路で別の予約件になっています(画像は往路分だけ載せました)。
ちなみに、バスはオプション(追加料金必要)で貸し切りバスを選択することができます。
私たちが乗った大阪シティバスで特に不都合は感じませんでした。
ひょっとしたら予約時に満席だったりすると、貸し切りバスしか選べないのかもしれません。
ホームページに掲載されている情報と同じ内容が1枚にまとめられています。
スタンダードな部屋は「ツーリスト」といい、数十名が入ります。
当日は部活の遠征らしき団体が1組いました。
私たちは「ツーリストベッド」という部屋を予約しました。
2段ベッドが2台備え付けられている部屋です。
今回は初めてのさんふらわあで、夜も家族4人だけで話しをしたりお菓子を食べたり夜更かししたかったので個室にしました。
USJまでのバスは「大阪シティバス」を使います。
予約制なので満席で乗られないということはありません。
さんふらわあの受付・待合室やUSJ行きバスのバス停はATC(アジア・トレード・センター)にあります。
初めてだと、下船⇒コインロッカーに荷物を入れ⇒バス乗車 までの道のりが若干わかりにくかったです。あとで、細かく解説しますね。
USJからフェリー乗り場へ向かうバス乗り場の案内です。
USJのウエストゲートから見るとバス乗り場の一番奥になります。
往路のバスもウエストゲート近くに停車するので迷うことはありませんでした。
送られてきた書類は以上です。
あとは、当日まで体調を崩さないように気を付け、荒天にならないように祈っていました(^^)
さんふらわあで大阪に行く(往路)
1日目の行程
港までは自力で行く必要があります。
20,000円/人の旅費には含まれませんのでご注意ください。
大分・別府港へ到着
さんふらわあ乗船の受付がある建物は「さんふらわマリン(株)別府営業所」といいます。
この建物の周辺に「別府国際観光港駐車場」があります。
第1駐車場・第2駐車場・第3駐車場とありますが、受付・乗船場に近いのは第2と第3駐車場です。
また、「駐車場サービス券プレゼントキャンペーン」が適用されるのもこの2つの駐車場なので、第1駐車場に入庫しないように気を付けてくださいね。
私たちが港に着いたのは18:30頃。
既にあたりは暗くなってきていました。
到着前、遠くから徐々に船の明かりが見えてきて、
いよいよ船の全貌がぱっと見えた時に娘が
「え?あれ、イオンモールじゃないの?」と言いました。
確かに船のライトが煌煌と輝いていて、フェリー初見の娘にはイオンしかイメージできなかったんでしょうね(^^;
乗船受付&チケット交換
私たちが入庫した駐車場は「第2駐車場」です。
すぐ目の前に受付のある建物があります。
この出入口から入って、左側が受付カウンター。
右側には化粧室や乗船するためのエスカレーターや階段などがあります。
まずは受付するために左側へ進みます。
既に乗船待ちのお客さんが、受付カウンター前のソファーがほぼ埋まるぐらいに座っていました。
公式ホームページから申し込んだ私は通常のカウンターで受付をしましたが、他のツアー団体は特設の受付テーブルがありました。
受付の方に、チケット類を入れたケースを一式丸ごと渡した(渡し忘れがあるとまずいと思い)ら、乗船チケットとUSJの入場券と交換してくれました。
あと、この時に駐車券も忘れずに渡します。
すると、サービス券がもらえます。
これで受付は終了です。
初めての別府港で初めてのさんふらあでの受付手続きで、結構ここまでドキドキしていましたが、もう私の役目は95%ぐらい終わった感がありました(^^)
乗船の時間まで、化粧室に行ったり写真を撮ったりして待ちました。
さんふらわあへ乗船・出発
そしてしばらくすると、乗船案内のアナウンスがありました。
二階から船に乗ります。
建物の出入口から入って右手にあるエスカレータまたは階段で二階に上がります。
そして階段を上がると直ぐに案内板があり、
そしてそのバックに、「ジャジャーン」って言いたくなりますが
さんふらわあが見えました!
さっき、建物に入る前に斜めから見えていましたが、真正面だとやっぱり迫力があります。
そして、船に渡っている通路を進んでいくと、
チケットをもぎってくれた半券を受け取って、いよいよ乗船です。
2階から乗り込んで、車の駐車スペースを横切り、3階へ昇って客室のあるデッキに入ります。
3階に入ると、正面にサービスカウンターがあり、そこで部屋の鍵を受け取ります。
直ぐ近くに、4階へあがる階段があります。
フェリーの中なので独特な造りではありますが、赤い絨毯が敷いてあったり、つやのある木目の調度品があったり、ホテルと同じような雰囲気です。
私たちの部屋(ツーリスト・ベッド)は3階の右手(前方)にあります。
ずっとずっと他の部屋を通り過ぎて、一番奥(先頭)の部屋でした。
ホームページやパンフレットに載っていた部屋です。
私と息子が左側、嫁さんと娘が右側のベッドということで納まりました。
各ベッドにはライトとコンセント口がついています。
早速、私以外の3人は酔い止めの薬を飲んでいました。
私にも勧められたのですが、これまで、フェリーに乗って酔ったことがことがなかったので大丈夫だろうという気持ちと、飲まなかったら酔うかどうか試したい気持ちもあって飲みませんでした。
そんな感じで部屋に荷物を置いて場所を決めたりしていたら程なく出港の時間になりました。
3階の入り口付近にあった4階への階段を昇って、更に後方に進み、5階へ昇る階段をまた更に登って甲板へ出ました。
さすがに12月の夜は寒いです。家族4人で震えながら、離れていく乗船場を眺めました。
そして、その後は持参した晩御飯(フェリーの中にもレストランや弁当の販売や軽食の自販機等ありますが)を食べ、大浴場でゆっくり風呂に入りました。
波風も強くなく、私も家族も船酔いすることなく、快適に過ごすことができました。
2日目の行程(その1:USJまで)
船の降り口がATCになっていて、そのままバス停に向かいます。
手荷物がある場合は、その途中のコインロッカーに預けます。
下船からバスに乗るまで ~バス停はどこだ?!~
あっという間の朝。
家族がまだ寝ているときに一人、甲板に出て写真を撮りました。
早朝5:30のさんふらわあから見る瀬戸内海の様子(どの辺かは未確認・・)。
朝ごはんを食べて、身支度をして待っていると7:30ごろに大阪南港(さんふらわあターミナル(大阪)第1ターミナル)に到着しました。
徒歩の出入口は一ヶ所なので、下船のためにずらりと並びます。
サービスカウンターで部屋の鍵を返却して、順番に下船します。
下船してロッカーに荷物を預けてバス停に到着するまでの間、ちょっと焦ってしまいました。
前日、乗船前の受付完了で95%の仕事を終えた感があったため、このルートの準備を怠っていたのです。
まず、ロッカー。
ロッカーの場所は直ぐに分かったのですが、いざ荷物を入れてコインを入れようとしたときに、小銭がないことに気付きました。
パンフレットにはサイズ別の料金もきちんと書かれていましたが、どうにでもなると思ったのが間違いでした。
慌てて、ATCの中の近くのコンビニ(下船してロッカーまでの間にある)に戻って、USJで使うことにしたレインコートを買っておつりで小銭を作りました。
さて、そこからまた焦りが。
パンフレットに書いてあったバス停までのルートは、ほぼ一直線。
また、他のお客さんたちも連なってバス停に向かっていました。
しかし、ロッカーで手間取ったせいで位置感覚と他のお客さんの姿が見えなくなって、今自分がどこにいるか分からなくなってしまったのです。
ロッカーに外れる前の道に戻れば一直線ですが、その場所の記憶がなく、バス停の案内表示も意外と右なのか左なのかも微妙にわかりません。
一旦、さんふらわあの下船場の方に戻り(それは案内板でわかった)、そこからパンフレットを確認しながらバス停を目指しました。
直ぐ近くなんですけどね(^^;
ここは私と同様に迷う可能性もありますので、
コインの準備と道順の確認はしっかりしておくことをお勧めします。
バス停に着いたら、定刻少し前にバスが到着しました。
運転手さんが降りてきて、予約者の名前を順番に呼びます。呼ばれたら「バス乗車予約券」を運転手さんに渡し、案内に従ってバスに乗ります。
もう、これで寝ていてもUSJに連れて行ってくれます(^^)
USJに到着
約15分でUSJに到着しました。
バスを降りたら、直ぐ目の前がウエストゲートです。
ゲートの入り口で、フェリー乗船時の受付で交換した入場チケットのQRコードをかざして入場します。
手荷物の検査もありますよ。
これから1日遊んできまーす!
USJの中での様子は省略
今回は行程中の様子をシェアするのが目的なので、USJの中の様子は省略します。
でも、定番のジョーズのアトラクションで銃の説明をする前にいきなり発砲する事故があったり、息子が化粧室に行くといったきり30分も戻ってこなかったり、娘が退場直前に迷子になりそうになったり、そんなこんなはありましたよ(^^;
さんふらわあで別府に戻る(復路)
1日たらふく遊んだUSJから帰路につきます。
USJ、さようなら!楽しかったよ!
2日目の行程(その2:さんふらわあまで)
もと来た道をフェリー乗り場まで戻るだけです。
そう、戻るだけなのですが、やっぱり気を抜くとなかなかスムーズには行かないもので。。
バス停からさんふらわあに乗るまで ~ここはどこ?!~
USJを退場する直前に娘が1人でお土産を買いに行ったら、迷子になりそうになって予定より少し時間を超過しました。
時間と気持ちに余裕がなくなり、速足でバス停に向かいます。
戻りのバス停(USJ)には係員の方が2名いました。
同じ乗り場に、他方面の高速バスも停車し、人を乗せて出発しています。
係員の方から、フェリー乗り場までかと確認を取られ、指定された場所に並びます。
そして定刻にバスが到着し、行きと同様に運転手さんが降りてきて、予約券と引き換えにバスに乗車します。
これで、フェリーにも乗り遅れることなく帰れる、、、と一安心。
USJからのバスがATCに着きました。
そのバス停は行きのバス停から少し離れていて、直感ではどこに向けて進めば良いかわかりません。
キョロキョロしていると、同じくさんふらわあに乗るであろう人たち(朝のバスに乗っていた面々)についていきます。これ、私たちだけだったら迷っていました。
慌てていて写真を撮れず映像がなくて申し訳ありませんが、、、
道を挟んだ向かい側がATCなのでそちらに向かいます。
- バスを降りたら進法方向逆に進む
- 最初の交差点を左側に渡る
- 交差点を渡ったら、トレードセンター前駅の高架駅の下を通って港方向に進む
それで、預けておいたコインロッカーに寄って荷物を取り出します。
もうその時間は、さんふらわあへの乗船は始まっていて(出発までにはまだ余裕がありますが)焦り気味。
ですが、そんなときに子ども達がお手洗いに行きたいと言い出します。
そこで、私が先に乗船受付をして、嫁さんが荷物を取り出すように手分けします。
受付では往路と同じく、予約確認書を渡して乗船チケットを受け取ります。
受付は素早く終わりましたが、家族達がなかなか来ません。
再びロッカーに戻ると、まだ子ども待ち。
子ども達が戻ってきたら、また速足でお土産なども見る余裕も一切なく、さんふらわあに乗りました。
何とか、これで本当に別府まで戻ることができます。
私の任務はほぼ100%完了しました(^^;
少し揺れたけど安定のさんふらわあ
帰りの天候は行きより少し、風と波が強かったのです。
たまに「ガタガタ」と音を立てて小刻みに揺れますがユラユラとした揺れではないからか、さほど気になりません。
大浴場の湯船の中では、揺れのため体をささえておかなければならない瞬間もありましたが、気にするほどではありませんでした。
酔い止め飲まず2日目チャレンジも難なくクリアです。
家族達も楽しいばかりの夜を過ごし、そしてぐっすりと眠ることができました。
3日目の行程
さんふらわあを下船して、車で自宅に帰ります。
7:30頃に別府港に着きました。
下船は往路と同じく、さんふらわあの中のサービスカウンターで部屋の鍵を返却します。
そのあとは特別な手続きもなく、さんふらわあを離れます。
往路の乗船時にもらった駐車場サービス券で出庫(手出しなしの無料)して、家路につきます。
が、朝早いのにも関わらず、あまりの快適さに私たち家族は元気が有り余っていました。
その後、自宅にまっすぐ帰ることなく、早朝カラオケでたっぷり3時間歌ってから帰りました(^^)
まとめ
初めてのさんふらわあ+USJの旅は経験がなかったため心配でしたが、事故や乗り遅れもありませんでした。
私の準備不足もありましたが、フェリー~ATC~バス停の間が少しモタつきました。
特にATCのロッカーとの位置関係は十分に事前確認するか、当日もパンフレットや案内板を落ち着いて見てくださいね。
では、皆さんも良い旅を~
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