心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
これが、元大リーガー松井秀喜さんの座右の銘だそうです。
2016年ごろに新聞を読んでいたら、コラムか何かで紹介されていました。
そのコラムの主題も内容も一切覚えていない(というか読んでいない)のですが、この言葉が目に入った時に衝撃を受けました。
「その通りだ」
私は人生を達観しているわけではないですよ(^^;
しかし、この言葉があまりにも素直にストレートに目から入って一瞬で脳と心に突き刺さったのです。
松井秀喜さんの座右の銘を調べて分かったこと
この言葉に感銘を受けて、そのあとにネットで調べてみたりして分かったことがいくつかありました。
- 松井さんが高校時代に野球部の監督から贈られた言葉であること
- ウィリアム・ジェームズ(アメリカ出身の心理学者・哲学者)の名言であること
- マザーテレサも類似の名言を残していること(「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから~以下省略」)
- 野村克也さんも同様の言葉を発言していること
各々の細かい紹介はしませんが、キーワードや言い回しがかなり似ています。
これらは誰かが名言・格言として残したものがベースとなって語り継がれたのかもしれませんが、理にかなった言葉であり、人物や人生の本質をとらえていると私は感じました。
考え方を変えてくれた
私にとっては言葉の解説は不要でした。
解説がなくても意味がわかるということより、私はこの言葉を見て勝手に解釈したのです。
うだつが上がらない日々を過ごしながら「何か人生を変えたい、変わってほしい」「何て俺はついていないんだ」と考えてしまうことが多かったのですが、この言葉を聞いて、このままではいけないと気付くことができました。
松井秀喜さんが座右の銘としている言葉が、私の生き方に対する考えを変えてくれたのです。
まずは、心(考え方)を変えなければ日々の行動は変われません。
毎日継続した運動やブログ書きも、いきなり習慣化できるわけでなく、まずは行動を起こすところから始まります。
そして、習慣化された行動がいつかはそれが自分のカラー(特性)になります。
それで、自分という人間に自信を持てる(そういう人物なのだと自他ともに認める)ようになると周りからもサポートされたり、勝手に良い影響を与えたりして、良い方向に運命が変わっていきます。
結局のところ、運命を変えるためには、まず最初に心が変わらなければならないということが一瞬にして腹落ちしたのです。
子ども達への教育にも繋がる金言
この言葉を見て衝撃を受け、一瞬にして私自身の愚かさに気付き、生き方を変えるべきだと考えました。
そして次に考えたことが、子ども達の成長にも重要な言葉であるということです。
親は子どもの成長や成功を願うあまりに、こちら側の言葉で行動を促してしまうことがあります。
少なくとも私にはありがちなことです(^^;
- 勉強しなさい
- 早くしなさい
- そのように考えなさい
等々書き上げきれないほど出てきます。。
親が良いと思う行動を力尽くで促すのです。
これは、子どもが小さいときは多少は効果がありますが、成長するにつれて効果どころか子どもは反発しますよね。
ただでさえ人の行動を変えることは難しい(不可能?)のですから、我が子とはいえ、力尽くでどうになることでもありません。
このような現状があったからこそ、行動を変えるにはまずは心を変えなければならないということが速攻で頭の中に浮かんできました。
「勉強しなさい」
と言ってしまう理由があります。
私の場合は、今のうちに勉強しておかないと社会人になって苦労することや、勉強をすべき時期にすること(波に乗る)が大事であると考えています。
この考えを子ども達が納得して、自らが考えて行動できるようになることを第一と位置づけて接することの大切さに気付きました。
まず最初のステップである「心が変われば」がクリアしないと次に進むことはできないと理解しました。
その先は言わずもがなですね。
まとめ
この言葉を座右の銘にしている松井秀喜さんは、とても素晴らしい方だと思います。
文字に書くと軽いかもしれませんし、知り合いでもなく、野球での大活躍やテレビや新聞記事を通してしか存じ上げません。
それでも素晴らしさが滲み出てくるのです。
松井さんの座右の銘を知る前から素晴らしい方・尊敬できる方と感じていたのですが、なるほどと思うことができました。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
この言葉は私の座右の銘にもなりました。
今後、自分を見失いそうになった時、子ども達が迷っているときにはこの言葉を頼りにすることでしょう。
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