子供の習い事にヒップホップダンスがオススメな理由

子育て

我が家の娘(中2)は小学校1年生からヒップホップダンスを習い始め、8年目に突入しました。

ダンス系の習い事をさせたいけど何がオススメなのか?

または、ヒップホップダンスってカッコイイけど、子供の習い事にアリなの?

って不安や疑問のある方に、我が家の経験に基づいたオススメな理由をお伝えします。

子供の習い事にヒップホップダンスをおススメする理由

ウチの娘がヒップホップダンスを習い始めて丸7年続けて来られたことの第一の理由は、何より

「ヒップホップダンスが好き」

だからなんです。

これは好みの問題なので、ヒップホップダンスって楽しいからイイよって理由だけでお勧めはしません(^^;

7年を振り返ってみて、メリットを洗い出してみました。

  1. 体力や体幹が鍛えられる
    • ヒップホップダンスの1曲の長さはおよそ5分です。
      この5分間身体を動かし続けます。
      ダンスに強弱や山場を魅せるためや、大勢で踊るときは一時的に動きを止めることもありますが、基本的にはずっと動いているんですよ。まあ、ヒップホップですからね。
      これ、相当な運動量ですよね。普通の40歳のお父さん・お母さんにはできませんよ。
      たまに娘の真似をして踊ってみるのですが1分持ちません(^^;
      更に、ダンスは1曲では終わりませんので、これを何曲も踊るんです。
      イベントの際には2~3曲続けて踊ることもありますので、これで体力が付かないわけがないですね。
  2. 体型が維持できる
    • 娘のダンスチームは10代までの子なので単純に「若い」ってのもありますが、トレーニングなしでダンスレッスンのみで体型はスリムです。
      腹筋はシックスパックですが、逆にゴリゴリの筋肉質って子はいません。
      かなりの運動量っていうのもありますが、ステージで魅せることでの効果もあるのではないかと考えています。
  3. 度胸が付く
    • イベントや発表会ではステージに上がってダンスをお披露目します。
      大勢のお客さん(保護者が多いけど)がただ観るだけでなく、私たち保護者は我が子のためにカメラやビデオで撮影します。
      そんな注目されまくりの状態の中でダンスをするのですから、いつの間にかステージでも度胸がついてきます。
      この度胸がどんな場面でも活かさせるかは微妙なところはありますが、ステージにも上がらないし、カメラにも撮られない子に比べれば、確実に差は出ていると思いますよ。
  4. カッコイイ
    • 「ダンス」「踊り」ってたくさんありますよね。社交ダンス、日舞、バレエ、レゲエ、ランバダ(時代~)等々。そんないろいろな種類のなかで、ヒップホップはカッコイイです。主観ですが。
      「ヒップホップ」って銘打っていても、厳密にはストリート系だったりロボットダンスだったり、ジャンルが付きにくい創作ダンスだったりしても「ヒップホップ」としているところもあります。要するに「アップテンポな曲に合わせて今風のダンス」ってことで括っていることがあります。テンポの良い曲で踊ることがカッコイイって感じるのです。
  5. 「現代的なリズムのダンス」
    • これは完全に後付けのメリットです。
      平成20年に「ダンス」は中学生の必修科目になりました。そのダンスの種類には創作ダンスなどのジャンルの他に、この「現代的なリズムのダンス」があります。このダンスの定義は明確ではないということも言われていますが、現状としては「現代的なリズムのダンス=ヒップホップダンス」となっているようです。
      通っている中学校で、どのダンスが選択されるかは学校次第なため、ストレートに「ヒップホップダンスを習っておけば授業に有利ですよ」ってことになはりません。
      しかし、もしダンスを選ぶのであれば、中学生にも好まれそうなヒップホップダンスであればお子さんも興味を持ってダンススクールに通ってくれるかもしれません。

子供の習い事にヒップホップダンスを選ぶデメリット

ヒップホップダンスを丸7年も続けられたってことはメリットがあったからですが、必ずしも良いこと尽くしでもありません。

これまでにいくつか気になった、デメリットになり得ることをあげてみますね。

  1. イベント出演・発表会が多い(休日に引率が必要)
    • 年中問わず休日は何かしらのイベントに出演する機会が多いです。
      我が家は田舎町でなのでイベントと言えば地域の祭りや花火大会またはショッピングモールのショーがほとんどですが・・出場枠の時間は30~1時間ぐらいがメイン。たまに複数のダンススクールとコラボしてショー的なことをやるときは数時間ってとこ。
      これらには親が引率します。親が必須という訳でもないのですが、子供が小さいときは一人では心配もあります。また、撮影もするので、特にイベントが多い夏場は、ほぼ毎週、、更に多いときは2日連続や当日に複数をハシゴってのもありますよ。
  2. 月謝以外に費用が掛かる
    • 月謝は後述しますが、それ以外にもお金はかかります。
      イベントやチームで揃える衣装代は不定期に発生します。
      ダンサーの必須アイテムのシューズは、最低限室内用と野外用が必要です(野外イベントに出る場合)。
      我が家ではその年にもよりますが、年間で4万円程度です(シューズ2万円、衣装2万円)。
  3. 人間関係で悩む場合もある
    • イベントに出る場合はチームが作られ、3名以上になると「センターポジションが誰なのか」ってことになります。そこでセンター争いが勃発するのです。仲の良いメンバー同士でも、やはりそこには競争が起きて、「僻み」「妬み」などの負の気が生じることがあります。
      エンタメの世界ですから、それも醍醐味ですし、競争が起きなければレベルアップもイマイチってことになりますので、そのような場で立ち回れないと厳しいかもしれません。
      娘が通っているダンススクールはそんなことない・・と思いますが・・ねぇ(^^;
  4. 場の雰囲気に馴染めない場合もある
    • これはヒップホップダンスのデメリットというより、注意点という方がしっくりくると思うのですが。
      日舞やバレエもヒップホップも同じダンスですが、それぞれで人の系統は分かれますよね?
      善し悪しではなく、ヒップホップはバレエを習う子どもとその親よりも、まあ、砕けた感じというかラフな感じというか、そんな人が多いです。
      全員がそうだってことではありませんが、服装や話し方や、ダンススクールの外でのお付き合いも含めて、その系統に馴染めないことがあるかも。

ヒップホップダンス教室の費用(月謝)

我が家の娘が通うダンススクールは下記の通りです。

田舎町のため都会と比べるとリーズナブルな感じ。

入会金:0円
年会費:0円
レッスン料:500円/1回(1時間)
※週2で通っていて2時間/回なので、月額4,000円程度。

インターネットで他のヒップホップダンス教室の費用を確認してみたのですが、結構ばらつきがありました。

入会金や年会費の有無もまちまちです。

大凡の幅としては5,000円~12,000円ぐらいまでのようです。

ダンス教室の体験入学や見学をしてみる

ヒップホップダンスって何?

和蔵が書いていたデメリットって本当?

なんていう人、またはそうでない人もダンススクールの体験入学や見学は絶対した方が良いです。

そもそも、習い事が初めてって人は特に。

そんなはずじゃなかった、聞いてないよ~~~ってならないように。

 

ホームページを出しているスクールであれば体験入学や見学の案内が載っていると思います。

また、大手でなくホームページがないところでも、だいたいどこのスクールも見学はOKです(問い合わせてみましょう)。

まとめ

ヒップホップダンスのメリットは、主に体力と度胸が付くことです。

ヒップホップダンスの雰囲気が合っているか・受け入れられるかと費用の折り合いが付くかどうかは事前にしっかり確認してくださいね。

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