中学生で師範資格?子供の習い事は習字・書道がおススメな理由

子育て

子供が成長してくると、そろろ何か習い事をさせたいと考えるようになると思います。
世の中には数えきれないぐらいの習い事がありますので、を習わせたら良いのかとお悩みの方は多いかもしれませんね。

 

我が家では子供2人に、同時期に最大で5つの習い事をさせてきました。

その中で、習い事としては習字・書道がおススメの1つです。

 

この記事では習い事としての習字・書道のおススメなポイントをお伝えします。

子供の習い事で習字・書道がおススメな理由

我が家の子供達(2人)は数々の習い事を経験し、辞めたものもありますが習字は今でも通っています。

高校3年生の息子は小2から現在まで約10年間継続しています。

 

今の時代、大人(子育て世代)はなかなか字を書く機会って減っていますよね?

仕事や環境にもよりますが、スマホやタブレットやPCでの情報伝達や記録が一般化してきていますので、紙に文字を書くことがあまりありません。

私はIT企業に勤めていて、プロジェクト管理や設計をします。文章は大量に書きます。メールも一日数十通書きます。

ですが、紙に書く機会もあります。

電子化されていない社内の申請書とか紙台帳への氏名記録。

会社ではないところでは、御祝儀・不祝儀袋の名前を書いたり市役所や病院の受付で名前や住所を書いたりするのは相変わらず手書きです。

 

やはり字を全く書かないという訳にはいかない状況があります。

字が綺麗になる

字が綺麗にならなかったら、ホント何のための習字?ってことになりますが、やはり字が綺麗ということは人生においてプラスしかないと思います。

気持ちが良い

自分が書いたときも、他人が書いたときも、汚い字と綺麗な字を見るのはどちらが気持ちが良いでしょうか。

言わずもがなですね(^^;

何とも思わない人もいるかもしれませんが、汚い字を見てモヤモヤする人はいても綺麗な字を見てストレスを感じる人はいないと言って良いのでは?(稀にはいらっしゃるかも)

 

子供が毎日、宿題でノートに漢字の書き取りや日記を綺麗な字で書いていると気持ちが良いです。

私自身も小学生の頃、3年間だけ習字を習っていましたが、だんだんと文字を書くことが好きになってきます。

綺麗に書こうという気持ちも出てくるので、うまくかけた時は気持ちが良いですよ。

人前で書いて恥ずかしくない

殆ど手書きの機会がなくなったと言っても、人前で字を書く機会はたまにありますよね。

 

子供だと、授業中に先生からさされて解答を黒板に書いたり、

大人だと、会議中にホワイトボードにメモを書いたり、結婚式の時に芳名帳に名前と住所を書いたり など。

 

そんな時に、やっぱり綺麗な字で書けたら恥ずかしい思いはしません。

達筆でなくてもバランスよく、見やすいレベルでも私自身、習字やってて良かったと思います。

題字の依頼がある

字が綺麗だということが他人に認められると、何かしらの題字を依頼されることがあります。

例えば、校内新聞の題字とか、運動会プログラムや修学旅行のしおりの表紙など。

私は中学生の時に、地元のトンネルの出入口にトンネルの名前を書くオファーをもらったことがありました(その時は諸事情があって辞退しましたが)。

 

これは生まれつき字がうまい人は別ですが、習字を習っている人の方に依頼があることが多いのではないかと思います。

誰もができることではないので、何かしらの字を書くことで選ばれたら子供の時代の良い思い出となりますよ。

はがきや手紙を手書きできる

現代では手書きのはがきや手紙を書く人は随分少なくなっていていると思います。

しかし、年1回は年賀状を書くとか、ほぼ印刷だけど一言だけコメントを書くとかありませんか。

また、子供だと母の日・父の日や敬老の日、または修学旅行先からはがきを書いて出すとかたまにありますよね。

 

そんなときに、慌てず恥ずかしがらずに、はがきや手紙を出せますね。

(もらう方は字よりも、もらった事実の方が嬉しいのですが)

集中力が養える

我が家の子供達が通っている書道教室は、1回1時間です。

1時間の間、正座または椅子に座って習字を書くわけです。

その時間内に、字を書くばかりでなく墨を補充したり用紙を取り替えたり、先生に指導してもらったり、決してじっとしているわけではないのですが、短時間で書道に集中するという時間になります。

 

人にもよると思いますが、幼稚園や小学生はなかなか1時間を1つのことに集中するのは難しいことかもしれません。

習字をすることで、これができるようになってくるわけです。

 

私は習字の先生でもないので、事実としては分かりませんが、筆で文字を書くというタイミングでは程よい集中力と時間の流れがあると思うのです。

習字と異なる集中力としては、受験時期直前や夏期集中講座などの学習塾の集中力とか。こちらの方はスピード感を感じます。

 

習字で養える集中力は万能という訳ではありませんが、初めて子供に習い事をさせるきっかけとして集中力をに期待されているなら、この点でもおススメです。

癒しの時間(気晴らし)

前段で書いた、「程よい集中力と時間の流れ」に関係します(主観ですが)。

集中しながらも、習字の時間は時の流れが緩やかな気がしています。

 

これは完全に我が家の子供達のことですが、日々の学校と習い事の合間の気晴らしの習い事なのです。

集中してやっているのは間違いないのですが、習字の空気感と教室の先生(お孫さんがいらっしゃる女性)がとてもやさしく接してくださるので、ウチの子供達は自分のばあちゃんみたいだと言って癒されています。

将来師範になれる

我が家の子供達が通っている書道教室は「日本習字」です。

段位制度があり、小学生の場合は十級~一級、初段・準二段~八段と上がっていきます。

小学生で始めたクラスで八段まで取ると、師範の資格を受験することができます。

この師範の試験に合格すると、小学生に向けて指導をすることができます。

 

ウチの息子は中学3年生の時に八段に合格し、その後、師範の資格も取ることができました

今は、大人のクラスに移って、中学生に向けて指導ができる資格まで持っています。

 

息子がもともと素質があるかと言えば、そうではないのです。

小2からコツコツと続けてきた結果だと思っています。

 

娘(中2)も現在七段なので、八段に合格できるように頑張っているところです。

 

ただ、現時点で2人とも書道教室を開くことを目的としているわけではありません。

師範の資格は、書道を極めた証として取得したものです。

しかし、将来、食い扶持がなくなったときは助かるね~って冗談交じりに話しますよ(^^;

子供の習い事の習字・書道の月謝の相場は?

我が家の場合(日本習字)
3,000円/月(週1回) ※毛筆・硬筆あわせて
相場(私がインターネットで調べた結果)

2,000円~5,000円
(平均的には3,000円)

相場としてはばらつきはあるものの、3,000円というのが多いようですよ。

 

我が家がお世話になっている日本習字の場合、月謝に加え下記も必要です。

  • 年会費(7,000円程度:高校生になると高くなる)
  • 師範の受験・免許状の申請料(15,000円程度(記憶が曖昧です))
  • 消耗品代(年間数千円程度:筆・半紙・墨)

師範の受験と免許状の申請の際にはそこそこ掛かった記憶があるのですが、大人より割安だったことは確かです(半額程度)。

 

あと、月謝に含まれているといえばそうかもしれませんが、我が家の子供達が通っている教室では、おやつとして菓子パンを2~3個つづ頂きます。

毛筆と硬筆合わせて3,000円なのにおやつまで頂けるのは、親にとってはお得だし、子供達の楽しみの一つにもなっています。

おやつは日本習字共通の仕組みではなく、その教室・先生の独自の裁量だと認識しています。

子供の習い事で習字・書道のランキング

世の中的に、習い事としての習字・書道の人気度を調べてみました。

ケイコとマナブ(2017年)
習っているもの:1位=水泳 2位=英語・英会話 3位=ピアノ 4位=習字
習わせたいもの:1位=英語・英会話 2位=水泳 3位=習字
出典:ケイコとマナブ(https://www.keikotomanabu.net/
ベネッセ(2018年)
子供に勉強以外の習い事をさせるなら?
1位=水泳 2位=習字 3位=ピアノ 4位=サッカー
出典:ベネッセ(https://benesse.jp/

最新情報って訳ではありませんが、ケイコとマナブ・ベネッセともに習字が上位組にはいっています。

前段までで私が書いていないおススメ理由の他に、下記のようなことが書いてありました。

  • 礼儀・作法が身につくため
  • 心が落ち着く

まとめ

子供の習い事は習字・書道がおススメな理由は下記の4つと紹介しました。

  1. 字が綺麗になる
  2. 集中力が養える
  3. 癒しの時間(気晴らし)
  4. 将来師範になれる

月謝も比較的安いですし、初めての習い事としてもおススメです。

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