子供の習い事を同時にいくつも掛け持ちしたときのメリットとデメリットは何か?
また、子供だけでなく親の負担はないのか?
習い事が多すぎるとどれも中途半端になるのではないか・・等々
お悩みや心配はありませんか?
我が家では2人の子供達に、同時に複数の習い事をさせてきました。
この記事では実際に私が感じたメリットとデメリットをシェアします。
我が家の子供の習い事の歴史
うちの子供達はかなり多い習い事を経験してきました。
息子は現在(2019年5月)高校3年生で、0歳から始めたスイミングを皮切りに習い事をさせてきました。
娘は現在中学2年生で、3歳からダンス始めたダンスは今年で11年目に突入しました。
子供達の習い事の歴史を文章で書いてみようと試みたのですが、ちょっと難しかったので表にしてみました。
横軸は子供の年齢で揃えていますが、息子と娘は4歳違いのため、時期としては4年ずらしで見てくださいね。
息子/娘 | 息子 | 娘 | |||||||
習い事 | 水泳 | 空手 | 習字 | 塾 | ダンス | ピアノ | 空手 | 習字 | 英会話 |
頻度 | 週1 | 週2 | 週1 | 週2 | 週2 | 週1 | 週2 | 週1 | 週1 |
0歳 | ● | ||||||||
1歳 | ● | ||||||||
2歳 | ● | ||||||||
3歳 | ● | ● | ● | ||||||
4歳 | ● | ● | ● | ● | |||||
5歳 | ● | ● | ● | ● | |||||
6歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
7歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
8歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
9歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
10歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
11歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
12歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
13歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
14歳 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
15歳 | ● | ● | ● | - | - | - | - | - | |
16歳 | ● | ● | ● | - | - | - | - | - | |
17歳 | ● | ● | ● | - | - | - | - | - | |
18歳 | ● | ● | ● | - | - | - | - | - |
息子は最大で3つ同時、
娘は最大で5つ同時に習い事に通っていました。
子供2人合わせて一番多く習い事をしていた時期は、息子が15歳・娘が11歳の時で、延べ8種類です。
空手と習字は同じ教室なので正味6種類もの異なる習い事をさせていたことになります。
娘が11歳・12歳の頃、同時並行は最大5つで、1週間のうちで習い事のない日は日曜日だけでした。
更に、この時、週1日はダンス⇒空手のはしごでした。
寄りによって体を動かしまくる習い事が重なるという偶然。。
改めて整理してみると、我が家のことながら、、、多いですね(^-^;
習い事が多いことでのメリット
それぞれの習い事のメリットというわけではなく、あくまで「数」を視点として振り返ってみました。
※子供自身の感想には[子]、親の視点での感想は[親]と付けました。
- 相乗効果が生まれるものがある(ダンス&空手:キレが増す)[子]
- 息抜きになるものがある(習字)[子]
- 人づきあいが偏らない・多種多様な刺激を受ける[親]
- メリハリが付く(たまの休みにはゆっくり休んだり遊んだりする)[親]
基本的には毎日余裕のない日々です。
息子が小学生の頃、同時に3つの習い事(水泳・空手・習字)をやっていたころ、なかなか宿題をしない時期がありました。
学校の先生に習い事が多いせいだろうか、少し減らした方が良いかと相談したことがありました。
その時の先生のお答えは、
「息子さんの宿題への抵抗は習い事が原因とは言い切れません。習い事をしなくなって時間が空いたとしても、勉強をしない子はしないのです。」
そのお話を聞いて、習い事を減らす決心はしませんでした。
その後、先生が言われた通り、習い事のない日も宿題をしなかったり反抗したりする時期がありました。
その時期が過ぎたら、習い事は習い事、宿題・勉強は別という風にお互いに影響のないように自分で調整ができるようになりました。
習い事が多いことでのデメリット
メリットと同じく「数」の視点でデメリットは何であるかを振り返ってみます。
- 時間的な余裕がない[子][親]
- 体力的に辛い[子]
- イベントが重なることがある[子][親]
- 特定の習い事に集中できない(極めるのが難しい)[子]
- 送迎の負担が大きい[親]
- 費用的に辛い[親]
総合的にみると「数」が多いと親子ともに様々な負担がかかります。
習い事に通っている子供自身がその負担を感じているのですが、親としても毎日の送迎は相当な負荷がかかります。
我が家は共働き(妻はフルとパートの時期あり)のため、夫婦で分担して日々の送迎をやっています。
夕方から遅い時間(最遅23:00)までかけて車での往復をします(田舎であり、各教室までの距離があるため車という選択肢しかない)。
多いときは、2人の子供が1日に別の習い事をそれぞれ別の時間帯だと、最大4往復します(①息子を送って家に戻り、②娘を送って家に戻り、③息子を迎えに行って家に戻り、④娘を迎えに行って最終の帰宅)。
それぞれの月謝に加え、送迎のためのガソリン代、各習い事での道具やイベント代等々でかなりの出費となります。
私たち夫婦の間でも、毎日の習い事の送迎が仕事や家事とうまく調整できずに、揉めることもあります(^^;
それでも多くの習い事を続ける理由
振り返ってみると、多くの習い事を同時並行でやるという視点ではデメリットが目立ちました(我が家では)。
しかし、それでも習い事の数を減らす目的で辞めさせたことはなく、また今後も考え方は変えないつもりです。
その理由は3つあります。
- メリハリのある生活の継続
長年、多くの習い事を日課として過ごしてきました。
小学校の先生からのアドバイスに共感もしているため、続けていきたいです。 - 「継続は力なり」
子供達の努力の成果として、「優勝」「好成績」を残してきています。
決して才能があるわけでなく、コツコツと継続する大切さを実感しているため、親としては続けさせたいと考えています。 - 子供自身が辞めたがらない
現在続けている習い事は子供達が辞めたいと言いません。
「もういいや」と言うまでは親としてはできる限りサポートしていきます。
習い事は親の夢や希望も込めているものもありますが、そればかりでなく、子供の様子も見ながらベストな判断をしていけたらと考えています。
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