LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い場合の対処法

PC・スマホ技

パソコンのLANケーブルを挿した後に、なかなかネットワークを認識せず使えるまでに時間が掛かることってありませんか?

この記事では、LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い場合の対処法をシェアします。

(Windows10)

LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い事象

「LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い事象」とは、、、

PCにLANケーブルを挿した直ぐ後はネットワークが認識しません。

 

例えば、会社にて

ヤベぇ、前の会議が押して次の会議まで時間ないよ。

パソコンの準備はサクッとお願い!

分かりました!

・・・パソコンを会議室にもっていって・・・

良かった間に合った。

LANケーブルを挿して、、、と。

あれ?NASに置いてる資料を開きたいのに、ネットワークドライブ認識しないよ・・

何やってんの?

資料まだ出ないの?

 

こんな風に急いでいるときこそ、サクッとネットワークが使えるとイイですよね。

LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い場合の対処法

この事象は優先LANだけでなく無線LAN(WiFi)も同様に、切り替わった直後はネットワークの最新式が自動的になされます。

 

この対処法としては「LANアダプタの無効/有効」の切り替えが効果的です。

手動でLANアダプタの無効/有効を切り替える

コントロールパネル(小さいアイコン) > ネットワークと共有センター > アダプターの設定の変更 で表示されたLANアダプタのアイコンを操作します。

  1. アイコンを右クリックして一旦「無効にする」を選択して無効化する
  2. 再度アイコンを右クリックして「有効にする」を選択して有効化する

これで、ダラダラとした「認識」の処理は割愛されます。

 

ですが、、、面倒ですよね。

この操作終わるころには認識し終わってそうですね。

そこで、次の「バッチでの切り替え」をおススメします。

バッチ処理でLANアダプタの無効/有効を切り替える

上記で手動でLANアダプタの無効/有効の切り替えをしましたが、ワンクリックで切り替えるためにDOSコマンドを使用します(netshコマンド)。

netshの使い方(基本形)

[無効化]netsh interface set interface name=”設定名” admin = disable
[有効化]netsh interface set interface name=”設定名” admin = enabled
“設定名”を前段の画面ショットにある「ネットワーク接続」にあるアイコンの名前にして使用します。

設定例

netsh interface set interface name=”ローカル エリア接続” admin = disable
netsh interface set interface name=”ローカル エリア接続” admin = enabled

有線LANだけでなく、無線LAN(Wi-Fi)も同様に”設定名”を合わせれば処理できます。

バッチファイルの作成

上記の2行のコマンドをメモ帳等にコピペして、ファイル名を

~.bat として、PCの適当な場所に保存してください。

切り替えに手間取らないためには、デスクトップやタスクバーへのリンク設定がおススメです。

 

例)lan再認識.bat

この時、ファイル名の末尾が.txtにならないように注意してください。

バッチファイルの実行

netshコマンドを記述した~.bat ファイルを

マウスで右クリックして「管理者として実行」するだけです。

まとめ

LANケーブルの抜き差し後にネットワーク認識が遅い場合の対処法として、素早く実行するにはDOSコマンド「netsh」を使用します。

これをバッチファイル化して、管理者として実行することで簡単なマウス操作だけで早くネットワークが使用可能な状態となります。

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