信号機のない横断歩道で止まる車が少ない!初めての道での注意方法

その他

今日、信号のない横断歩道で歩行者が立ち止まっていたかどうか意識した方はいらっしゃいますか?

もし、歩行者が横断歩道を渡ろうとしていたら車は停止しなければならないこと、ご存知ですか?

意外と知られていない、または知っていても停車しない方は多いようです。

2019年5月8日に滋賀県で起きた、交差点での痛ましい事故のことがあり、車を運転するものは歩行者の安全に気を配らなければならないのだと改めて考えざるを得ませんでした。

 

この記事では横断歩道での歩行者優先の規則についてまとめました。

スポンサーリンク

信号機のない横断歩道で止まる車が少ないという現実

2019年5月現在、栃木県で「横断歩道は歩行者優先」であることを伝えるTVのCMが流れているそうです。

愛する二人を分かつ車たち 「止まれ」栃木限定CM:朝日新聞デジタル
 栃木県内で流れている交通安全のテレビCMが話題だ。道路越しに向かい合う男女が目の前の横断歩道を渡ろうとするが、次々とやってくる車は全く止まる気配がない。2人は「ゆか!」「せいや!」と、互いの名前をひ…

上記のニュースにある通り、信号機のない横断歩道で止まる割合が栃木県はワースト1位なんだそうです(栃木県0.9%、全国平均8.6%:JAF調査)。

栃木県の割合の低さもさることながら、全国平均が10%にも満たないことに驚きました。

 

そんなことを書いておきながら、私自身、正直に申し上げますと免許取得時にこの規則を覚えていたかというと記憶が定かではありません。

仮免の試験では満点を取りましたし、中型自動二輪(1990年ぐらい)と普通免許で2回自動車学校に通い、本免試験も通過していますので、知識はあったはずなのですが。

 

この規則は下記の通り定められています。

第三十八条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

引用:e-Gov(https://elaws.e-gov.go.jp)

 

しかし、記憶がありません。

 

この規則を知ったのは数年前、会社の同僚と何かしらの話をしていて「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場合は車は停止しなければならない」ことが話題になって、そこで恐らく初めて実際の運転時の注意点の1つとして認識をしました。

免許を取得して20年は経過していましたので、その間、歩行者を待たせてしまっていたのです(無意識でしたが)。

信号機のない横断歩道でのヒヤリ

私が「横断歩道では停止しなければならない」ことを認識してからは、横断歩道では必ず歩行者の有無を確認するようになりました。

私の毎日の通勤経路では数か所に信号機のない横断歩道があります。

 

特に朝の通勤・通学時間は同時間帯での人・車が多いため、横断歩道で立ち止まっている歩行者はそこそこいます。

通勤時間は片道15分程度ですが、感覚的に1週間(5日間)のうち、2~3回程度は見かけます。

現在は必ず一旦停車して歩行者の横断を促します。

※たまに、歩行者の姿が直前に見えてしまい停車できないこともありますが。

 

そんなある日、とても危険な場面がありました。

通勤の帰り道(夕刻)、やや暗くなり始めた18時頃でした(九州なので関東に比べると日没が遅い)。

ある横断歩道で歩行者(女性で、年頃は不明)が見えたため、いつもの通り停車し、歩行者の横断を待っていました。

すると後ろからいきなりクラクションが鳴りました。

そして続けて、私の車の右側を対向車線にはみ出ながら追い越しを掛けたのです。

横断者は驚いて私の車の正面ぐらいで立ち止まりました。

追い越しを掛けた車は歩行者に気付いたかどうかは不明ですが、急加速のまま横断歩道をそのまま通過していきました。

タイミング次第では大事故になっていた可能性がある、とても危険な場面でした。

 

今回、記事にした理由きっかけの1つは、このような経験があったからです。

 

Youtubeにも危険な場面の動画がアップされていましたよ↓

この動画では、かなり込み合った交差点で、行きかう車の速度は遅いのですが、それでも危ない場面があるのですね。

運転者の勘違い

横断歩道での歩行者優先度の認知度の低さの原因は何であるかと考えてみました。

私自身も認識していなかった一人ですので、自分のことを振り返ってみますと、まず1つは

道路は車が主役

のような勘違いをしているのではないかと思いました。

特に大きく・交通量が多い道路は車のための道路のように感じませんか?

歩行者は歩道を歩き、歩道を渡るときは信号機の指示に従います。

従わない場合は自殺行為ですよね。

そんな状況を見ていると、「この道路は車のもの。歩行者は気を付けろ」ってどこかで刷り込まれているような気がします。

そんな道路を日常的に使用していて、閑散な道路・信号機のない横断歩道なんてたまにしか通過しないって場合、歩行者優先の意識は希薄になっているのではないでしょうか。

 

自動車が今より復旧していない時代では、車の方がサブキャラで、道を走るときは歩行者に気を付けなさいって感覚があったかもしれませんが、現在では状況も変わって来ていて、産まれた時から車が日常にありますからね。

あと、歩行者優先度の認知度の低さの原因の1つとして

信号機至上主義

という勘違いがあるのではないでしょうか。

 

信号機がある横断歩道を通過するときは信号機に従いますよね。

では、信号機がない交差点は?

 

信号がない=赤信号ではない という判断のみで通過して良いと考えてしまっているのではないでしょうか。

信号がない=赤信号ではない のは歩行者から見ても同じなわけです。

また、交差点では車が右折するときに進行方向側の横断歩道を渡る歩行者もいますね。

この場合、車は歩行者の通行を妨げてはならないのです。

 

少し話がそれますが、横断歩道のない交差点では歩行者が道路を渡っているときは、歩行者の通行を遮ってはなりません。

そんな時、車側としては「危ない」と感じます。事故になったら大事です。

しかし、車が優先という訳ではないのですよね。

第三十八条の二 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。

引用:e-Gov(https://elaws.e-gov.go.jp)

 

慣れない道での信号機のない横断歩道の気づき方

改めて規則が分かり、明日から気を付けよう・・・

でも、運転中は信号機のない横断歩道のことばかりに注意を払えばよいという訳ではないですね。

また、慣れない道だと、横断歩道の発見 ⇒ 歩行者の有無確認 っていう順番で、ブレーキ間に合うでしょうか。

更に夜、視界が悪い中、特に信号のない道は車の往来が少なかったり、狭かったりして灯りがなく暗い可能性がありますよね。

 

そんな状況での横断歩道の気づき方は、下記の2つがあります。

  1. 標識(横断歩道)
    横断歩道の手前には道路標識があります。
    横断歩道の道路標識
  2. 道路上の表示(横断歩道又は自転車横断帯あり)
    私は個人的にはこちらの道路上の表示の方が目に入りやすいです。
    信号機のない横断歩道の手前に表示があります(2つ)。

これら2つの表示があれば実際の横断歩道や歩行者より先に目につきやすく、心構えができそうですね。

改めて考える歩行者の安全

道路交通法では歩行者を守る規則のように見えます(不勉強ですが、当記事で引用した2つ法令では)。

我が物顔で規則を守らない歩行者もいるかもしれません。

カチンとくることもあるでしょう。

しかし、車を運転するものとしては何があっても歩行者を傷つけてはなりません。

車対人ではどう見ても人が負けるに決まっています。

 

日頃から、歩行者は対車としては弱者であると認識し、意図的でなくても万一のことがあってはならないという意識でハンドルを握らなければなりません。

 

このようなことは運転免許証を取得するときに習ったことでしょう。

しかし、先日の事故や煽り運転から重大な事故に繋がっていることなどが目立つ昨今、自分が当事者・加害者とならないように更に気持ちを引き締めて運転をせねばと決意しました。

 

コメント