- 使っていない年賀はがきや喪中はがきは交換手数料掛かるのかな?
- 書き損じなら手数料掛かるの知ってるんだけど。。
はがきは書き損じしたり購入後に新品に交換したりできますが、
未使用のはがきの交換って手数料がかかるかどうかわかりにくいですよね?
この記事では、はがきの交換手数料について解説します。
また、数年前に購入した年賀はがきと喪中はがきを実際に交換した際の内容を掲載しています。
はがきの交換は無料と有料の場合がある
はがきの交換には手数料が無料の場合と有料の場合があります。
交換手数料が不要な場合
無料交換は「年賀はがき」且つ「特定条件を満たす場合」にできます。
郵便局のホームページに下記の記載があります(2019年12月現在)。
近親者のご不幸による服喪のため、ご利用いただけなくなったお年玉付き年賀はがき・寄附金付きお年玉付き年賀郵便切手については、無料で通常切手類と交換いたします。
引用元: 郵便局のホームページ
交換できる期間は、交換元となるはがきの「販売開始日から販売期間終了日まで」です。
購入した2020年用の年賀はがきを無料で交換できる期間は2019年11月1日から2020年1月10日までということになります。
また、交換時には窓口備え付けの請求書に所定事項を記入する必要があり、少々手間がかかります。
交換手数料が必要な場合
前段の無料交換のケースを除く、”書き損じたはがきや郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)や不要になった郵便切手” は手数料を払って交換します。
手数料有料の交換事例
実際に交換してみた事例を紹介します。
※2019年1月の事例です
交換したはがき
実際に交換したはがきは下記のとおりです。
- 年賀状(2015年用) … 30枚
- 喪中はがき(2018年購入) … 50枚(※1)
(※1)通常のはがきで切手部分がヤマユリの図柄になったもの。印刷等はない。
交換時の手数料
交換元1枚当たり5円の手数料がかかります。
はがきの額面が62円だろうと63円だろうと、書き損じ/未記入に関わらず 手数料は一律5円です。
但し、はがきの額面の差額は別に支払う必要があります。
例)52円のはがき1枚を63円のはがきに交換する場合
- 手数料=5円
- 差額=63円-52円=11円
⇒ 52円の書き損じor未記入のはがきは11円を支払って63円のはがきに交換ができます。
実際に交換にかかった手数料
今回、合わせて80枚のはがきを交換するので80枚×5円 = 400円 の手数料がかかりました。
交換元 | ⇒ | 交換後 |
年賀状52円×30枚=1,560円 | 通常はがき62円33枚=2,046円
62円切手35枚=2,170円 10円切手4枚=40円 2円切手2枚=4円 手数料80枚分=400円 |
|
喪中はがき62年×50枚=3,100円 | ||
手数料80枚分×5円=400円 | ||
合計 4,660円 | 合計 4,660円 |
手数料は相殺可能
掛かる手数料はその分を現金で支払うこともできますが、交換後のはがき・切手から差し引いて相殺することができます。
今回私は後者を選択しました。
もしも、手数料の400円を現金で支払っていたら交換後のはがきや切手の枚数が増えることになります。
この選択は交換する際の状況で使い分けることになりますね。
- 余ったはがきをとりあえず新しくしたい(流用)場合は相殺。
- 交換前のはがきや切手と同じ枚数分だけ必要な場合は現金支払い。
いずれも損得はありません。
手数料の支払いを持っていた資産(はがき)で相殺するか現金で払うのかの違いだけです。
枚数の配分について
もし、はがきと切手など、複数のものに分けて交換する場合、あらかじめ交換できる金額からそれぞれの枚数を考えますよね?
しかし、今回の私の場合、あまりしっかり考えず「はがきと切手を同じぐらいの枚数が欲しい」と考えました。
元々、手数料のことも事前に把握していなかった(しようとしなかった)ため、きちんと枚数を出せなかったんです。
交換時に窓口で「はがきと切手が同じぐらいの枚数にしたい」ことを伝えたら、窓口の方が計算してくれました。
その計算の端数が44円出たため10円切手と2円切手が登場したわけです。
これを1枚を100円切手にして、更に端数をまとめることもできます。
まとめ
- はがきの交換は新品であっても交換元の枚数1枚当たり5円の手数料がかかる
- 無料交換は年賀状で且つ近親者の不幸があった場合で且つ年賀はがき発売終了日まで可能
- 交換手数料は現金でも相殺でも可能
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